今回の旅は日本から南東へ約7,000ｋｍ。フランス領のニューカレドニアを旅先に決めました。初の赤道越えと南国の青い
ビーチ。カグーが呼んでいる！　ポッカの赤道直下コーヒーを飲んで準備万端。いよいよ出発当日、ＰＭ20：40発の夜間飛
行だ。飛行機の加速とともにニューカレドニア首都ヌメアに向けて成田空港を飛び立った。気分も飛行機も急上昇。あっと
いう間に上空1万メートルだ。しばらくしてお待ちかねの機内食登場。フランスの航空会社らしくフランスパンがある。味
もなかなかグット　＾＾。お腹満腹、ひと眠りすればニューカレドニアだ。約8時間の飛行で無事ニューカレドニアに到着。
時差は日本時間のプラス2時間。

　　
　　初の南半球探鳥　　　　　　　　　　　　　　　機内食は魚料理もＧｏｏｄ　　　　　　　8時間の飛行を終えニューカレドニアへ到着

飛行機を下りると空は真っ青なブルー！　ん〜　南国らしさの天気に大満足。入国審査を終えると脇には両替所。パシフィ
ックフランは現地での両替。空港を出ると「あれ？誰もいない？」ちょっと焦り気味に先を歩いていくと右側にバスがたく
さん止まっている。受付所もあった。ふ〜　ひと安心。現地ツアー会社のアルファー社受付所でツアーの説明を受けている
と3日目のリビエラブルー州のツアーが×とのこと。な、なんてことだ！　カグーが！　カグーが見れない！ニューカレド
ニアに来てカグーを見ないとは、日本で東京タワーや富士山を見ないことに匹敵するのだ(鳥見人の場合)。こうなったら仕
方ないアメデ島ツアーに参加して幻のアオツラカツオドリでもＧＥＴしてやる。バスに乗りハイウェイまっしぐら。目指す
はボーリバージュホテル。バスの中ではツアー会社の方からイロイロな話がでる。その中に登場したのが「天国にいちばん
近い島」と言われているウベア島。そう、原田知世さんが主演した映画の舞台。とても美しい島です。そしてもうひとつは
「南太平洋の宝石箱」と言われるイル・デ・パン島。どちらもすばらしい島なのだ。アメデ島よりこちらに変更しようかな？！
　悩んでいるうちにボーリバージュホテルに到着。ホテルのチェックインは14時からだ。荷物は一旦ホテルで預かってくれ
るらしい。ホテルからアルファー社まで歩いて25分、ちょっといい距離かな。ツアー客の方が担当者にアルファー社までバ
スで送ってほしいと交渉。ほかのお客様もホテルに送らなければならないので最後にアルファー社に寄ることなら可能との
こと。そしてすぐに出発できる方と急な展開となった。慌てて撮影道具を出しバスへ。間に合ってよかった〜

　　
　空港のお土産やに貼ってあったニューカレドニアの野鳥　　３日間お世話にアルボーリバージュホテル　　ヌメア市街は超〜快晴！　


　美しい青い世界　アンスバタビーチ

アルファー社に着いてウベア島とイル・デ・パンのツアーの空きを探してもらう。数分後、3日目のイル・デ・パン島ツア
ーなら空きがあるとのこと。3日目の行き先はアメデ島を変更し南太平洋の宝石箱イル・デ・パンに決まった。同じ日にニ
ューカレドニアに来た笑顔がステキなＫ親子に「よかったですね。＾＾」と祝福される。Ｋ親子はグリーン島へ行くようだ。
この島もとっても気になる。2人の女神の微笑を受け旅の再開。アルファー社を出てしばらく行くと透明度が高いアンスバ
タビーチに出る。太陽の日差しは強烈でサングラスなしでは目がやけどしそうなほどだ。ビーチを歩くと日光浴を楽しむ人、
人、人である。そしてサングラスをしているせいか金髪美女のブラがないように見えるのだ。エッ！　と思いサングラスを
ずらすと見事なまでのトップレス。しかもあちらにもこちらにも。目のやり場に困りながら再びビーチを歩くとカモメが！
金髪美女に目が奪われ肝心の鳥見を忘れていた。美しく輝くアンスバタビーチの海上をギンカモメが飛び回る。数枚撮ると
遠くへ行ってしまった。ファーストショットはギンカモメだ！！　しばらく進むと三角わらぶき屋根がある。こちらではカ
ーズと呼ぶらしい。ここはタクシーボートの発着点。カナール島とさらに遠くのメトル島へ運んでくれるようだ。早速メト
ル島へ運んでもらうように頼むと10分後に出発とのこと。

　
　ＴＡＸＹボート乗り場　　　　　左に大きく見える島がカナール島。カナール島右側にうっすら見える沖合い６ｋｍにある島がメトル島

タクシーボートに乗り10分でカナール島に到着。さらに10分でメトル島へ到着。白い三角屋根の水上テラスがいくつも見
えるのだ。ボートを降りて桟橋に向かうと島の方角から甲高い小鳥の声が聞こえる。なんかワクワクしてくるな〜　美し
いブルーとエメラルドグリーンの海が輝き、白砂の為か美しさが更にプラスアルファ。このメトル島はとても小さな島で、
ゆっくり歩いても10分も掛からず１周できてしまうのだ。夕方１６：００過ぎまでボートはこないのでゆっくり撮影しよ
う。まずはビーチで第一ラウンド開始。


　異国の雰囲気抜群のメトル島


　　　　　　　　Silver Gull ギンカモメ

ギンカモメを撮りまくる。ギンカモメと格闘した後、島の中央部へ。島の陸地では木々の間やブッシュで小鳥飛びまわる。
とてもとても動きが早くフレームインが非常にむずかしいのだ。そうこうしていると藪と藪の間を一瞬走るものが！　なに？
獣？　ん〜謎。初見の小鳥達を何とかＧＥＴしながら島を何周も回る。そろそろお腹も減ったので何か食べようと桟橋入り
口に行くとホテルの一階でケーキやフルーツをバイキング方式で食べている。これは食べるしかない！　沢山の料理を持っ
ていたらウェイトレスがやってきた。会計したいと伝えたら、スプーンを持ってきてテーブルに案内された。あれ？　勘違
いしていない？　後払い？　食事を終えお金を払おうとしたが要らないという。超〜ラッキー！！　


　　　Fan-Tailed Gerygone　　　　　　　　　　Rufous Whistler　ノドジロビタキ　　　　　　　　New Caledonian Myzomela


　　Common Myna カバイロハッカ　　　　　　　　　　メトル島のこの木なんの木　　　　　　　　　　　Buff Banded Rail

ちょっと遅めの昼食を終え島の内部を再び散策。決まった小鳥たちの登場と海辺にはギンカモメ。変わった鳥も現れずそ
ろそろ帰ろうとしたところ藪から１羽の鳥が現れた。そしてものすごいダッシュ！！　藪にあっという間にかくれてしまっ
た。あの姿は間違いなくクイナ。しかも小型だ。隠れた藪にはもういない。でも近くにいる気配がするのだ。ふと横をみ
ると。いました〜　小型のクイナが！　数枚撮ると再び藪へ。さ、最高〜！　この後クイナに会うことはなかった。休憩、
このサンサンとした太陽の下、日光浴しないのはもったいない。ビーチでゴロゴロ(-_-)zzz
メトル島を後にタクシーボートでアンスバタビーチへ。海岸線を歩いていくとアイスクリームの屋台がある。この暑さを
冷やすには丁度良い。食べるべし！　ストロベリーアイスクリームを２個も食べながら海岸線を歩いていくとシトロン湾
へ到着。

　 シトロンビーチ、サンセット＆ Magic Time　

ここはビーチもあり夕焼けスポットとしても有名。日の入りまで時間もあるのでシトロンビーチを往復することにした。
ここもトップレスの美女が多く、目のやり場に困ってしまう。シトロンビーチ沿いにはオープンカフェやＢＡＲがいくつ
かある。今日はビールを飲みながらサンセットを見ることにした。プハ〜　地ビールのＮｏ１ビールがうまい！　見れな
いカグーを妄想し、程よい酔いかげんで(-_-)zzZ

そして、まったく予期しないニューカレドニアの奇跡が起こるのだ！！

後編につづく