Brains Super Race 2003
2003・7・27 筑波サーキット
パーティーレース第２戦
あっという間にパーティーレースも２戦目に突入。練習は？ 開幕戦の後に1時間筑波を走っただけで、
その後は予約はすれど会社のイベントなどでことごとくキャンセル。う〜サンデーレーサーの宿命か〜
と、悲しんでいる場合でない。レースの日は来てしまったのだ．．．。
今回はエンブレムクラス２戦目。なんとか入賞を狙いたいが、開幕戦の接近戦バトルを思い出すと
そう簡単には入賞は難しいかな。しかもクラブマンからステップアップしてきた入江なおし君がいるの
である。練習日には、ほぼ同タイム。その後、平日に筑波で練習しているとの情報が入る。きっとタイム
出しているな〜 と思いつつ、こちらはサラリーマン！仕事だー 状態で、このくやしさをバネに頑張るぞ！
今回はコーンズチームからゼッケン58平井さんもクラブマンで参加。奥さん子供も連れて幸せそう。
理想だよねこの環境！ きっと結婚したらタイヤ代がダイヤになって走れなくなっちゃうのかな〜
な〜んて考えてるうちに車検の時間が近くなる。第２戦のメカニックはＮゼロドライバーの石川さんに
代わりコーンズメカニックの宮嶋さんが担当することになる。まずはエアバックなど外してレースの
準備。ヘロヘロになったエンジンオイルを交換して車検場へ。問題なくクリア！！ 予選を待つこと
になった。ピットにいても落ち着かないのでウロウロすると、な、なんとピット一つ挟んで、
なおしチーム（通称：朝倉一家）がいるではないか。予選前にピットに行き、なおし君と談笑。
「予選順位に関係なくバトルできたらいいね〜」なんて冗談を言いながらピットを後にした。そろそろ
エンブレムクラスの予選である。メカの宮嶋さんがクラブマン予選で得たデータからマシンを
セッティング中、すごく心強い。モチベーションを一気に上げて予選開始。予選は10分しかないので
７周か8周で終わり一周一周が勝負だ。今回は２周目からガンガン行くことにした。速度差のある
マシンを抜いて３周目なんだかいい感じだぜ〜 なんて調子になった４周目の１コーナー、
筑波のコーナーが微笑みコースアウト。見事にスポンジバリアーに行ってしまった。あちゃ〜
ヤバイ！ マシン大丈夫かな〜と心配しつつアタックし続けるがイマイチ調子が悪い。
走りながらコントロールタワーを見ると一番上に３３番がある！ そんなバカな〜 見間違いと
思い再びアタック。そしてタワーを見ると３３番。やったぜポールポジションだ！ と思ったのも
つかの間。ピコッっとその上に０５番が．．．な〜お〜し〜である。最後の最後で出してきた。
やっぱり伊達に練習してないよね。予選が終わりピットに戻ると大騒ぎである。「川津さんポールっ
すよ」、「いやいや最後になおし君にやられたよ」、「でも予選２位ですよ！」、「いやー自分が一番
ビックリしてるよ」、なーんて話をしているうちに公式予選結果が。なんと、なおし君とのタイム差は
０．０１９秒。100分の２秒差、しかもトップから12位まで1秒以内のタイム。決勝は激戦だね。
予選タイム 1分14秒348 予選27台中2位
クラブマンのシャンパンファイトがコース上で行われているとき、ピットで見ていた平井さんの奥さんが
一言「私たちを表彰台に連れてってください！」と、とんでもない発言が．．．決勝前にメチャクチャ
プレッシャーが掛かる。次回は是非旦那さんの決勝前に言ってあげてくださいね。
表彰台って言ってもやっぱり真ん中じゃないとね。ということで、なおし君今回は勝たしてもらうよ。
そしていよいよエンブレムクラスの決勝。パレードランにはメカの宮嶋さんが同乗。プレッシャーと
緊張で落ち着かない自分を笑わして緊張をほぐしてくれる。よし、迷いなし。ホールショット狙うぞ！
もし無理だったら前半に3位以降を離して中盤からなおし君と勝負だ！
オープニングラップを終えて各マシンがグリットにつく。この場所シグナル見えないんだよな〜っと
思ってるうちにレッドシグナル点灯、そして消灯と同時にスタート。見事にスタート失敗、加速しないよ〜
状態。なんとかなおし号の後ろにつき1コーナーをクリア、次は１ヘアだがここでもミスして失速してしまう。
なおし号との距離は少し離れ、周りには無数のロードスター。正に狼の群れに追われるウサギさん。
この群れに飲み込まれたら最後、入賞もむずかしい。バックストレートでなおし号に追いつき、
当初の作戦「３位以降引き離し作戦」を開始するが、レース中盤になっても３位以降が離れない。
明らかになおし号のタイムがでてない。しかも１ヘアから２ヘアに掛けては速いが最終コーナーが遅い。
こいつ〜絶対余裕ぶっこいてるよ。そろそろ勝負だ！ しか〜し、お互いの得意な場所と苦手な場所が
逆転している為、着いたり離れたり。そして最終ラップの１コーナーで、なおし号が若干アウトに！
チャ〜ンス！ ＴＯＰもらったぜ！と思ったが見事に抑えられ、勝負あり。最終コーナーに向かう
なおし号に呪いをかけたがスピンせずポールＴＯウィンを許してしまった。
コーンズ鳥好きロードスターは２位でフィニッシュ！！ その差０．３４秒。トホホである。
↑ シャンパンを回し飲み！！